第十二期 第3回京都クオリア塾  令和8年7月18日/活動報告コンテンツの詳細ページ

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第十二期 第3回京都クオリア塾  令和8年7月18日

 

   第3回                                                          2026年7月18日(土)
                  
                                       「生成AI時代の言語とコミュニケーション」
                                                               谷口 忠大(京都大学大学院情報科学研究科教授)


身近になった生成AI、谷口教授は人間とAIが相互作用する「複合知能社会」が形成されつつあると指摘し、大規模言語モデル(LLM)が、人類が蓄積してきた言語や知識の集合知を学習して、社会に分散した記号や意味を検索・関連付けながら新たな知識を生成していると語ります。言語は個人の脳内だけでなく、社会全体に広がる複雑系として捉えるべきであり、知能もまた人間、AI、社会の相互作用から創発すると話されます。

一方で、谷口教授が開発し普及に取り組むビブリオバトルは、本を媒介として人と人が対話、多様な価値観や知識を共有するコミュニケーションの場と位置付け、生成AI時代においても、人間には何を問うのか、どのような価値を見出すのかという役割がより求められる。人間とAIの共創社会とは、AIによる知識生成と、人間同士の対話や共感を通じた意味創造が結び付いて、新たな集合知を生み出す社会であり、AIが知識を生成する時代だからこそ、人間同士が対話し、多様な価値観を交換する場がますます大切になる、と語りかけます。

生成AIの進化は、人間の役割を奪うものではなく、人間とAIが協働しながら新たな知識と価値を創造する社会への転換を促している、として人間には問いを立て、対話を通じて意味を見出し、共感と責任をもって未来をデザインする重要性を強調しました。

この後のワークショップでは、塾生から出された「AIと人間との関わり」「AIとの結婚」「子供にAIをどう使わせるの」「AI後の産業と文化」をテーマにした話し合いが行われ、
人間とAIとの共創社会をどうデザインするかを自らに落とし込む「場」となりました。


 


 

第十二期 第3回京都クオリア塾  令和8年7月18日の画像

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クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

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