第四期 第4回京都クオリア塾 / 平成30年9月15日/活動報告コンテンツの詳細ページ

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第四期 第4回京都クオリア塾 / 平成30年9月15日

 

「『沈みゆく日本』を救う~イノベーションはなぜ途絶えたか!?」

                  山口 栄一(京都大学大学院思修館教授)

 

 日本は科学もイノベーションも危機的状況にある、と警鐘を鳴らす山口栄一京大教授を囲んでの第4回は、学術論文数でも今年アメリカを越えて世界1位となった中国の台頭が著しい今、日本の未来をどうつくるかがテーマです。

1990年後半、日本の大企業が次々と中央研究所を閉鎖し、その後のイノベーションモデルを見いだせないまま今に至っている日本、一方で無名の科学者を起業家にするSBIRという制度により、大学で生まれた最先端の「知」を具現化しているアメリカ、この違いをどう捉えるか…。


 周回遅れの日本が滅びゆく国にならないためには、無名の若い研究者をイノベーターにする制度とその運用を図るための科学行政官、イノベーションソムリエが不可欠と、ノーベル賞を受賞した青色LEDIPS細胞のイノベーションダイヤグラムなどを例に、語りかけます。

 そして、「何か変だな?」を見つけてそれを取り除くことからビジネスモデルを考えよう、と塾生からの発案で、環境と廃棄物処理を例にクオリア塾恒例のワイガヤを行いました。異なる事業体から参加している塾生の皆さん、いろんな気づきを受けるとともに、ワイガヤによる「共鳴」がイノベーションを起こすという感じを少し体験することができました。

 

 この後は文化体験で銀閣寺の本堂、国宝の東求堂などを見学。権力の座を捨てて隠遁を夢見た足利義政公の美意識に触れながら多くの発見をいただきました。近くの橋本関雪記念館での呈茶を愉しんだり、終了後のオフ会での交流と、盛りだくさんな一日となりました。

 

 


 


 

第四期 第4回京都クオリア塾 / 平成30年9月15日の画像

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クオリア京都とは?

人間ひとりひとりの深く高質な感性(クオリア)に価値を置く社会、これは各人の異なる感性や創造性が光の波のように交錯する社会ともいえます。
京都からその実現を図ろうと、各種提言や調査、シンポジウムなどを開催した京都クオリア研究所ですが、2018年に解散したため、㈱ケイアソシエイツがその精神を受け継いで各種事業に取り組んでいくこととなりました。
クオリア社会実現に向けての行動を、この京都から起こしていきませんか?

 

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