大変革の時代、人生の折り返し地点に立つ企業人に新たな気づきと人生そのものを考えなおすきっかけをと、始まった京都クオリア塾、この4月から第3期がスタートしました。
第5回は、京都大学生存圏研究所の矢崎一史教授を迎え、「地球生命体~生物と共存する〝植物“の特性と知恵」をテーマに、地球における植物の役割や人間との関わりなどを学びました。
まず、地球生命を支える植物の生存戦略では、動けないし声も出せないというハンディキャップを様々な代謝産物を活用して、共生しながら生き延びるしたたかさについて実例を持って話された後、高温ストレスに強い植物の活用などで、地球温暖化への適応も考えられるのでは、と問題提起されました。
その後、生活を支える植物のパワーとして、色、味、香り、そして遺伝子組み換え食品などについて学びました。身近な存在である植物ですが、地球における役割を再認識するとともに、新たなビジネスのヒントがたくさんあることを知り、ファシリテーターの山鹿久木関西学院大学教授とともに、家庭菜園から温暖化対策まで幅広い意見交換となりました。
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