クオリア塾活動報告/クオリア京都

 


 

 

第三期 第2回京都クオリア塾 /平成29年4月22日



 

大変革の時代、人生の折り返し地点に立つ企業人に新たな気づきと人生そのものを考えなおすきっかけをと、始まった京都クオリア塾、この4月から第3期がスタートしました。
第2回は国際政治学の第1人者、中西寛氏(京都大学公共政策大学院院長)をお迎えしました。テーマは「どう変わる! 世界の中での日本を考える」。
 前半は、「現代民主主義が抱える問題 『終われない』戦後秩序の苦しみ」と題して、イギリスにおけるEU離脱国民投票、アメリカ・フランスの大統領選挙の結果から、直面している先進国政治の地殻変動を解説、移民や中産階級の分解、新興メディアの台頭、既成政党の分極化といった共通の兆候を指摘されました。そして、20世紀半ばから続いてきた戦後秩序が、グローバリゼ―ションやアメリカ中心の国際秩序の維持などで延命を図ってきたが、もう限界と悲鳴の声をあげた。さて新しい秩序づくりに向けてどう動き出すか、と語りかけました。
第3期のファシリテーターは、関西学院大学経済学部教授で京都クオリア研究所研究員の山鹿久木さん、グローバル時代における価値をそれぞれがどう育んでいくか、といった内容で意見交換を行いました。

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